人気のオーディオブックAudibleとaudiobook.jpを徹底比較!

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「すきま時間の利用」「目の疲れない読書」として近年オーディオブックが注目されています。その中でも「Amazon Audible」と「audiobook.jp」は特に人気です。

ただ利用するにあたり、「どっちが自分にあってるかわからない」「使いこなせるかわからない」と悩んでしまいますよね。

この記事では2つのサービスをわかりやすく徹底解説しました。どちらのサービスが自分に合っているか悩んでいる方はぜひ最後まで読んでくださいね。

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最初に選ぶべき2つのオーディオブックサービス

オーディオブックを提供しているサービスはいくつかありますが、その中でも「Amazon Audible」と「audiobook.jp」は特に人気の高いオーディオブックです。

この2つは以下の理由から、オーディオブックを始めようとしている方にまずオススメしたいサービスです。

オススメの理由
  • コンテンツの豊富さ
  • アプリの使い勝手
  • 無料体験期間有り

それぞれどのような特徴があるのか紹介していきますね。

Amazon Audible

ご存じ、Amazonが提供しているサービスです。2015年から日本でサービスが提供されています。

元々アメリカ発のサービスなので、洋書のコンテンツが他サービスと比べて豊富です。そのため、英語のリスニング勉強目的で利用している人も少なくありません。

オーディオブック以外にもポッドキャストが聴けます。

audiobook.jp

オトバンクが2007年より提供しているサービスで、日本国内では最大級のコンテンツ数を誇ります。

2021年10月現在、会員数は200万人を超えている人気のサービスです。日本語の新刊・ビジネス書が豊富に揃っています。

Audible同様、ポッドキャストも聴くことが出来ます。

Audibleとaudiobook.jpをポイント別に比較

Audibleとaudiobook.jpはどちらも素晴らしいサービスです。どちらを使うべき!というものではなく、今から紹介していくポイントを比較して自分に合ったサービスを選べばよいでしょう。

  • 会員種別と料金プラン
  • コンテンツ
  • アプリの使い勝手
  • 対応端末
  • 支払方法
  • 返品可否
  • 解約後の扱い
  • その他特徴

会員種別と料金プラン

まずはそれぞれのサービスでの料金と会員種別を見ていきます。

Audible

会員種別料金特徴
Audible会員(月額)1,500円/月・毎月1コイン付与
※1コインで価格に関係なく1タイトル購入出来る。
※有効期限は6か月。
・月替わりのボーナスタイトルを1冊利用可
・常時30%OFFでタイトル購入可
・解約後も購入したタイトルは利用可
・ポッドキャスト聴き放題
会員未登録-・タイトルを定価で購入
・解約後も購入したタイトルは利用可

Audibleのプランは月額会員プランのみです

毎月「Audibleコイン」というものが1コイン付与されます。1コインで価格に関わらず1タイトル購入出来ます。オーディオブックは定価だと2000円~4000円するので、なるべく価格が高いタイトルを購入するのがお得ですね。有効期限は6か月で、解約すると手持ちのコインは消失します。

またボーナストラックとして、月替わりの指定のタイトルを1つ聴くことが出来ます。無料なのは1月だけなので、気になるタイトルが提供された場合は忘れずに聴いておきたいですね。

月額会員は全てのオーディオブックを30%OFFで購入することが出来ます。ポッドキャストも聴き放題です。

一応非会員のままでも利用できますが、上記特典はありません。そのため1回限りの利用だとしても、1月分会員になった方が断然お得ですね。

audiobook.jp

会員種別料金特徴
月額会員プラン550円 ~ 33,000円/月・毎月料金と同額のポイント + ボーナスポイントが付与される
※1ポイント=1円
※有効期限は6か月。途中解約しても期限までポイントは残る
・ポッドキャストは月額で別料金
・解約後も購入したタイトルは利用可
聴き放題月額プラン880円/月・1万冊以上のタイトルが聴き放題
・スマホアプリでのみ利用可
・解約後は聴き放題のタイトルは聴けなくなる
聴き放題年割プラン625円/月 (7,500円/年)・一括払いのみ。途中解約しても返金なし
・料金以外は聴き放題月額プランと同じ
通常会員プラン-・タイトルを定価で購入

audiobook.jpのプランは大きく分けて月額会員プランと聴き放題プランがあります。

audiobook.jpでのタイトルの購入は、都度課金か月額会員で溜まる「ポイント」を用います。アプリからタイトルを購入する場合は「コイン」を用います。が、コインの利用は後述する理由により全くオススメできないので説明は割愛します。

月額会員プラン

月額会員プランは、月額料金に応じたポイントが付与されます。下記のように月額料金が高くなっていくと、ボーナスポイントも多くなっていきます。

ポイントは付与されてから6か月間有効です。このポイントは解約しても失効しません。そのため、仮に欲しいオーディオブックが40,000ポイント分あれば、月額会員30000を契約してその月内で解約すると最もお得に利用できます。

ポッドキャストは月額会員料金とは別にコンテンツ毎に月額料金を支払う必要があります。

聴き放題プラン

聴き放題プランでは、1万冊以上のタイトルが聴き放題になります。月額会員プランと併用できるので、聴き放題の対象ではないタイトルは別途ポイントを使用して購入することになります。

聴き放題はスマホアプリでのみ利用可能です。有名なタイトルも数多く提供されているので、ぜひ無料のお試し期間を利用してどういうタイトルがあるか確認してみてください。

このプランでは一部のポッドキャストを無料で聴けます。人気なのは「聴く日経」で、平日6時にその日の主要ニュースを20分ほどにまとめて配信しています。

コンテンツ内容

Audibleはコンテンツ数が約40万冊、そのうち日本語コンテンツ数は1.8万冊です6

対してaudiobook.jpは日本語コンテンツのみです。コンテンツ数は公表されていませんが、2020年11月時点で約2万7000冊を配信 7 しているとされており、現在はより多くのコンテンツが提供されていると思われます。

どちらのサービスもオールジャンルで提供されていますが、Audibleは新刊のオーディオブック化に力を入れているようです。audiobook.jpにも新刊はありますが、どちらかというと過去のベストセラー本を多く提供しています。

月1で新刊を聴きたいならAudible、ベストセラー本を多く聴きたいならaudiobook.jpが適していると言えるでしょう。

タイトルの価格

Audibleとaudiobook.jpは別々のサービスですが、もちろん同じタイトルも存在します。ここでは世界で100万部のベストセラーになった「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」で比較してみましょう。

Audible

audiobook.jp

ナレーターや再生時間から、同じ内容だということがわかります。Audibleは3,500円、audiobook.jpは1,980円となっています。

ただしAudibleは月額会員だと常に30%OFFで購入できます。これを考慮すると、3,500円の30%引きで 2,450円で購入できることになります。

Audible(月額会員になったときの価格)

結果、単体購入の場合はaudiobook.jpの方が安いことがわかりました。ちなみに他のタイトルもほぼ同様の価格差でした。

またaudiobook.jpには聴き放題プランがあるので、お目当てのタイトルが聴き放題対象だった場合もaudiobook.jpに利があります

Audible
audiobook.jp

Audibleは毎月付与される1コインで好きなタイトルを購入できるので、audiobook.jpの聴き放題の対象外のタイトルを毎月1冊聴くだけならAudibleの方がお得です。

コスパだけで考えると、以下のようになります8 9

どちらのサービスがコスパが良いか
  • 聴きたいタイトルがaudiobook.jpの聴き放題対象に1冊以上ある → audiobook.jp
  • audiobook.jpの聴き放題対象外のタイトルを毎月1冊だけ聴く → Audible
  • audiobook.jpの聴き放題対象外のタイトルを毎月2冊以上聴く → audiobook.jp

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アプリの使い勝手

2021年10月時点でのアプリの機能を比較しました。

Audibleaudiobook.jp
倍速再生x0.5~x3.5まで0.1刻みx0.5~x4.0まで0.1刻み
○秒巻き戻し・早送り10,15,30,60,90秒で変更可能10秒
オフライン再生
ブックマーク
スリープタイマー0~23時間59分まで1分刻み,章の終わり5,10,20,30,40,50,60分、章の終わり
アプリ内購入×iOSのみ可…が注意
その他・リスニングレベル
・バッジコレクション
・SNSへのシェア
・ドライバーモード
・レビューの閲覧・投稿
特になし

どちらのサービスも基本的な機能はほぼ揃っていると言えます。あえて言うなら、Audibleの方が設定を柔軟に変更できます。以下ではそれ以外のポイントを紹介していきます。

Audible

視聴時間に応じて上がっていく「リスニングレベル」や、特定の条件を満たすと勲章がもらえる「バッジコレクション」機能があります。自分の頑張りが可視化されるので、自己啓発のモチベーションの維持にも貢献してくれますね。

アプリだけの機能ではありませんが、レビューの閲覧・投稿もできます。このレビューは紙の本やKindleでの「読む本」のレビューとは異なり、純粋にAudibleでのレビューとなっています。オーディオブックの中には図が多くてながら聴きに適さないものもあるので、ユーザの声が見れるのはありがたいですね。

audiobook.jp

audiobook.jpではiOSのみアプリ内でタイトルの購入が可能ですが、現時点ではオススメできません。タイトルの購入にはアプリ内通貨である「コイン」を購入するのですが、このコインのレートは1コイン=2円です。先ほど価格比較で例にあげた「FACTFULNESS」はWEB購入だと1,980円でしたが、アプリ内価格では1,470コインとなっているため実質2,940円となります。

アプリ内課金はデベロッパに手数料を支払わないといけないため、この価格差が発生していると思われます。便利な機能ですが、これだけ価格が高いと正直アプリからの購入をする気は起きませんね。

支払方法

Audibleはクレジットカード/デビットカードでのみ支払が可能です。残念ながらAmazonポイントも使えません。(もちろんオーディオブックを購入してもポイントは溜まりません)

対してaudiobook.jpは下記の支払方法が使用できます。

audiobook.jpの支払方法
  • クレジットカード
  • ドコモケータイ払い
  • ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い
  • auかんたん決済(単品購入時のみ)
  • iOS App内課金/Google Play内課金(聴き放題プラン、またはコインの購入のみ)

返品可否

Audibleは購入したタイトルを返品できるという珍しい仕組みがあります。間違って購入してしまったときなどに利用できるので安心ですね。この仕組みはユーザの良識を前提にしているので、公式HPにも以下のように記載されています。乱用は禁物ですね。

この会員特典は、お客様のご理解の上に成り立っています。短期間における過度の返品など、本特典の主旨から外れた利用はご遠慮ください。 Audibleからお問い合わせをさせていただく場合や、一定期間本特典のご利用の制限をさせていただく場合がございます。

タイトルの返品はできますか – Audibleヘルプセンター

audiobook.jpでは返品は出来ません。意図しないタイトルを購入しないよう注意しましょう。

解約の扱い

Audibleでは解約 10後でも、購入したタイトルを聴くことができます。ただしコインは失効してしまうので、解約前に残ったコインは使いきるようにしましょう。

audibook.jpも解約後に購入したタイトルを聴くことができます。ポイントも有効期限までは失効しません。そのため最もお得に利用するには、初月にボーナスポイントが多くもらえる会員で登録し、ポイントを使い切るか有効期限まで解約するという手法を取ることができます。ただし聴き放題プランでダウンロードしたタイトルは解約後は聴けなくなるので注意してください。

Audible・audiobook.jpどっちがオススメ?

それぞれのサービスでオススメできるユーザについてまとめます。

Audibleは40万冊という配信数が魅力的です。洋書が好きな方、外国語で聴きたいという方にはうってつけです。月額会員で聴き放題になる、ポッドキャストが好きな方にもオススメです。

audiobook.jpは聴き放題プランがあるので、「まずはオーディオブックがどういうものか知りたい」「多くのタイトルを聴きたい」という方にオススメです。ボーナスポイントを利用すれば単品購入もお得になるので、コスパを優先したい方にも向いています。

まとめ:まずは無料体験で使ってみよう!

ここまで両サービスについて紹介してきましたが、やはり実際に利用してみないと自分に合うかどうかわかりませんよね。

まずは無料体験で使ってみましょう。もちろん、どちらのサービスも体験期間内であれば一切お金はかかりません。これを機に、ぜひオーディオブックで本を聴いてみてください!

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  1. Amazon Newsroom - Audible (amazon-press.jp)
  2. ベンチャーとAmazonが正面対決 「聴く読書」が熱い:日経クロストレンド (nikkei.com)
  3. Audibleの毎月ボーナストラックは読みたいタイトルが提供されるわけではないので考慮していません
  4. audiobook.jpの月額会員プランのボーナスポイントは考慮していません
  5. Audibleでは「退会」のことです
  6. Amazon Newsroom – Audible (amazon-press.jp)
  7. ベンチャーとAmazonが正面対決 「聴く読書」が熱い:日経クロストレンド (nikkei.com)
  8. Audibleの毎月ボーナストラックは読みたいタイトルが提供されるわけではないので考慮していません
  9. audiobook.jpの月額会員プランのボーナスポイントは考慮していません
  10. Audibleでは「退会」のことです

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